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宮城県 登米市婦人防火クラブ
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市内9支部の婦防クラブ員が研修会に参加
登米市婦人防火クラブでは、(財)日本防火協会との共催により、10月24日(日)登米市中津山公民館において、「平成22年度登米市婦人防火クラブ研修会」を開催しました。
この研修会は、市内9支部の婦人防火クラブ員が一同に集まり、相互の交流と親睦を図り、日ごろの防火クラブの活動をとおした情報交換と防火防災意識の高揚を図ることを目的として開催しています。
開会宣言、鈴木すみ子会長の挨拶の後、金和男消防長から祝辞がありました。来賓紹介に続いての研修会では、宮城県保健福祉部の高橋征史様から「災害時における要援護者支援について」と題して講演をいただき、地域全体で支援していくことが重要とのお話があり、登米市においても高齢者など年々増加傾向にあることから、災害時の支援体制についてクラブ員にとって大変有意義な講演となりました。
講演後は、米山支部の皆さんによる踊り「火災予防」をご披露していただき、本年度の研修会も盛会裏に無事終了することができました。
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鈴木すみ子会長の挨拶
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金和男消防長の祝辞
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講演「災害時における要援護者支援について」
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アトラクション
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埼玉県 越谷市婦人防火クラブ連絡協議会
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市内9支部の婦防クラブ員が研修会に参加
越谷市婦人防火クラブ連絡協議会は、住宅防火の重要性と地域防災意識の高揚を図ることを目的に、平成22年10月14日越谷市中央市民会館劇場において、平成22年度越谷市婦人防火クラブ防災研修会を開催しました。
研修会には(財)市民防災研究所の事務局長兼調査研究部長である細川顕司様を講師にお招きして、「女性の視点から防災を考える」を演題にご講演いただきました。今までの「防災の常識」について、女性の視点から見直した場合「常識」が「常識」ではなく「誤った常識」であったことなど、過去の事例を踏まえながら約1時間半お話しいただきました。参加した約220名のクラブ員は、違う視点から見た防災対策について熱心に聞き入り、今後は各家族構成にあった防災対策を見直し、実施する必要性を学びました。
また、会場ロビーに住宅用防災機器等の展示コーナーを設けたところ、多くのクラブ員が立ち寄り、防炎製品の有効性や住宅用火災警報器の維持・管理に関する質疑、意見等が多数寄せられ、クラブ員同士による有意義な意見交換の場となりました。
研修会を通じて、災害の恐ろしさや生命の大切さを改めて自覚し、今後の婦人防火クラブ員の活動に活用できる研修会となりました。
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細川講師による「女性の視点から防災を考える」
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約220名の婦防クラブ員が参加
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岐阜県 山県市女性防火クラブ運営協議会
山県市女性防火クラブ運営協議会(吉田あゆみ会長)では、平成22年10月24日(日)山県市文化の里花咲きホール(講演会場)、ふれあい・さわやかドーム(実技研修会場)にて、「家庭の防火は女性の手で、私たちの街は私たちで守る!」を合言葉に、市内女性防火クラブ員約230人が参加し、(財)日本防火協会(秋本敏文理事長)及び岐阜県女性防火クラブ運営協議会(杉山洋子会長)をはじめ関係機関のご支援により、「第8回山県市女性防火研修会」を開催しました。
当日は、午前9時から、ふれあい・さわやかドームにおいて、東海地震等の地震に備えての「地震体験車による体験」と、あらゆる災害による被害を軽減することを主眼とした「煙体験と応急担架作製訓練」、「住宅用火災警報器の普及啓発」の3コーナーを設けて実技研修を行いました。
実技研修の煙体験コーナーにおいては、今回は新しい試みとして、出先で火災に遭遇したことを想定にして、カバン等に持っていた透明のビニール袋を利用して、ビニール袋に空気を入れて頭からかぶり煙が入らないようにして、煙の中を安全に避難する訓練を実施したところ、クラブ員には好評でした。この煙内避難訓練の模様は、10月27日付けの地元新聞の記事に取り上げられました。
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応急担架作製訓練
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ビニール袋を利用して煙内避難訓練
また、午前10時からは、文化の里花咲きホールに会場を移し、前年度の会長・副会長への感謝状の贈呈式並びに来賓の祝辞があり、その後、岐阜県消費者リーダーの1期生で結成された寸劇グループ「つくしんぼ」(岐阜県悪質商法未然防止啓発員)の3名による『住宅用火災警報器の悪質訪問販売対処法』と題した寸劇を披露して頂きました。
寸劇は、岐阜の方言で話され身近な話題のやり取りがとても面白く会場からの笑いも多く、大変ためになる話しであり、参加者の皆さんにとても好評でした。
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「地震体験車による体験」
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寸劇 『住宅用火災警報器の悪質訪問販売対処法』
寸劇の後は、防災講演に入り、山県市社会福祉協議会の事務局長、杉山仁仕先生を講師にお招きし、「災害に備えて、日頃から出来ること」と題してご講演を頂きました。
講演内容は、地元地域における地震、水害等の危険区域、危険個所を把握し、市民がその危険個所を知ることで、被害が最小限に抑えられるのではと分かり易く話があり、参加者の皆さんは、身近なことを感じ取られ大変熱心に聴講されました。
研修会の最後には、同運営協議会の理事から防火宣言がなされ、住宅防火の徹底と防火・防災知識の高揚を図り、地域ぐるみで災害のない安全で住みよい社会の実現と、消防団等と協力して地域の安全確保に取り組む趣旨の宣言があり、参加者の拍手をもって同意され、平成22年度の山県市女性防火研修会は成功裡に無事終了しました。