前年同期と比較すると、総出火件数が減少するとともに、建物火災、車両火災、林野火災、船舶火災、その他の火災においても件数は、減少しております。
また、火災による死者数も減少しています。
① 総出火件数は、24,342 件、前年同期より4,295 件の減少
総出火件数は、24,342 件で、前年同期より4,295 件減少(-15.0%)しています。火災種別でみると、建物火災が995 件減少、車両火災が310 件減少、林野火災が714 件減少、船舶火災が18 件減少、その他火災が2,258 件減少しています。
② 総死者数は、1,041 人、前年同期より70 人の減少
火災による総死者数は、1,041 人で、前年同期より70 人減少(-6.3%)しています。負傷者は、3,992 人で、前年同期より312 人減少(-7.2%)しています。
③ 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、623 人、前年同期より17 人の減少
住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は、623 人で、前年同期より17 人減少(-2.7%)しています。このうち65 歳以上の高齢者は、389 人で、前年同期より4 人減少(-1.0%)していますが、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の62.4%を占めています。
④ 出火原因の第1位は、「放火」、第2位は、「こんろ」
総出火件数24,342 件を出火原因別にみると、「放火」2,794 件(11.5%)、「こんろ」2,379 件(9.8%)、「たばこ」2,366 件(9.7%)、「放火の疑い」2,060 件(8.5%)、「たき火」1,435 件(5.9%)の順となっています。
また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると4,854 件(20.0%)となっています。