佐賀広域消防局
11月8日(土)午前9時30分より、佐賀勤労者体育センターにおいてさが防火フェスタ2008が盛大に開催されました。
今年は屋外で、はしご車試乗やバルーン搭乗などのイベントを予定しておりましたが、あいにく天候不良の為、屋内での開催となったにも関わらず、子供から年配の方まで幅広い市民の方々に来場していただきました。
水消火器で消火体験 始めに行われた火災予防ポスターの表彰式では、全国で優秀賞に輝いた神野小4年宮﨑布紀子さんを始め、13名の小・中学生に佐賀広域消防局長らから記念盾が贈られ、展示されたポスターの前で家族と一緒に記念撮影をする姿も見られました。
また、幼少年消防クラブ員によるステージでは、勇敢な園児が約3メートルのはしごに颯爽と登り、はしごの先端で見事なポーズをとって見せると、息を呑む観客からは盛大な拍手が送られました。その他のイベントでは、意外と知らない消火器の使用法を知ってもらう為に、実際に水消火器を使いモニター上に映る模擬の火災を消火する体験コーナーや、最近よく目にするAEDを、人形を用いて市民の方々に体験してもらう救命講習など、実際に体験することで以前より身近に感じる事が出来たものと思います。
住警器普及PR また、法令で設置が義務化となった「住宅用火災警報器」のコーナーでは、実際に手に触れて仕組みや役目などの説明を受けるために沢山の方々に集まっていただきました。既存住宅の設置猶予が平成23年5月31日までという事もあり、みなさん真剣に説明を聞き、熱心に質問をする方もいました。
当日は、幼少年婦人防火クラブ員・消防団・消防職員、そして沢山の市民の方々が共に楽しみながら、防火・防災についてこれまでよりも身近に感じてもらい、意識を高めることが出来たものと思います。
島根県 松江市消防本部
火災予防図画コンクールは管内の子供達を対象に図画や塗り絵の募集を行うことで、幼少期からの防火思想育成を目的として行っている事業です。今回このコンクールが記念の20回を迎えることと、松江が開府400年祭を迎えていることに合わせ、松江城での消防梯子車写生会を実施しました。それに加え、前年度から行っている消防車を希望のあった小学校へ持って行き、写生を行う消防車出向写生会も引き続き実施しました。
このコンクールの表彰式を全国秋季火災予防運動初日の11月9日に「119番の日記念式」と題して行いました。併せてこの式典では、松江開府400年祭マスコットキャラクターのあっぱれくんを一日消防長に起用しました。
式典の中で、そのあっぱれくんからコンクール入賞者へ表彰を行ったり、式典会場の近くで消防梯子車の展示を行うなど、思考を凝らした式典としました。また表彰後は消防音楽隊による演奏会を実施し、入賞者以外にもたくさんの方に来ていただけるような催しとしました。
こういった取り組みの結果、多くの子供達やそのご家族、小学校、幼稚園、保育所の先生方と交流を持つことができ、地域の防災意識育成及び啓発という点で非常に効果的な事業になったと感じました。
一日消防長に任命「あっぱれくん」
火災予防図画コンクール表彰式
秋田県少年婦人防火委員会
県総合防災課三本木防災監の挨拶 「平成20年度秋田県自主防災組織育成指導者研修会」を11月11日(火)に県南部の湯沢市、11月13日(木)に県北部の鹿角市で開催しました。当日は、両研修会とも、自主防災組織のリーダーや自治会長など多数出席したほか、消防本部や県及び市町村の防災担当者等の参加もあり、約200名が参加する盛大な研修会となりました。
開会にあたり、秋田県総合防災課の三本木宗基防災監が阪神淡路大震災の惨状、自治体や防災関係機関の対応状況について、パワーポイントによる写真映像を交えながら説明し、自主防災組織の重要性・必要性を訴え、「災害に強い地域を作るために、自主防災組織の組織率を向上させる必要があり、ご出席の各般による一層のご理解・ご努力をお願いしたい」との挨拶がありました。
研修会では、講師として秋田地方気象台菊地予報官をお招きし、「ゲリラ豪雨」などについて講演をいただいたほか、秋田県からは河川砂防課員、総合防災課危機管理専門員による専門的な講演があり、熱心にメモを取りながら聞き入る参加者の姿が見られました。
また、湯沢市における研修会では、地元の自主防災組織「湯沢西地区・水害から生活を守る会」会長の奈良昭夫氏から、結成の経緯や運営状況を講演いただき、自主防災組織の結成を目指す自治会長等から「結成のために参考になる講演であった」との声が聞かれました。
地元蟹沢自主防災会の寸劇
(鹿角市会場) 鹿角市の研修会では、地元の「蟹沢自主防災会」が発表し、同自主防災会員らによるユーモラスな寸劇を交えた活動状況の説明がありました。会場のあちらこちらから笑い声が聞かれる賑やかな講演となりましたが、出席者から「蟹沢自主防災会のチームワークの良さと、防災活動には普段からのコミュニケーションが大切なことを実感させられた」との声が多く聞かれました。
秋田県の自主防災組織の組織率は、平成20年4月1日現在、63.4%と全国平均を下回っていることから、災害に強い地域の実現を目指し、県をはじめ各市町村や関係機関・団体が組織率の向上に取組んでおります。今後も、皆様の御支援、御協力をお願い申し上げます。
熊本県 山鹿植木幼少年婦人防火委員会
平成20年11月18日(土)に「消防フェスティバル2008」を開催しました。同イベントは、毎年開催しており、今回で13回を数えます。以前は、総合体育館などの公共施設を会場としておりましたが、昨年からは、平成19年9月に建築された庁舎にて執り行なっております。
イベント当日は晴天に恵まれ、比較的温暖な気候のもと屋外イベントには絶好の日和となり、多くの来場者を迎えることができました。
鼓笛隊演技披露 今回のイベント内容は、「伝えるだけ、伝えておきたい」というタイトルで、10時から一部式典と称し、当防火委員会においてその功績が顕著である指導者及び団体を対象として表彰を行い、その後二部式典として、所属団体の出演発表を行いました。今年は7団体の出演があり、時間いっぱいの演奏や演舞を披露していただきました。これと同時に、ふれあい広場として「住警器の展示」や「救助訓練披露」、「梯子車試乗」などのブースを設け、広く一般市民の方と消防が交流していただくように、スタンプラリー形式で開催しました。
スタンプラリーにおいて、全てのブースをまわった参加者には、記念品として、耐震マット(500個)やホイッスルキーライト(500個)を用意して配布しましたが、イベント終了時には記念品の残数もわずかと、とても好評でした。
住警器展示PR
はしご乗り演技披露