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2009年2月

5.婦人防火クラブ員救急講習の開催

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(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

高知県 土佐清水市女性防火クラブ


座学講習
   高知県最南端に位置する土佐清水市消防本部では、財団法人日本防火協会の助成事業として、土佐清水市女性防火クラブ員を対象に市内3会場で約100名が参加して普通救急講習会を開催しました。
 今回の講習会の目的は、女性防火クラブ員の再講習と新たな会員の募集を兼ね、応急手当の重要性や技能を習得し、地域での救急講習会や防災活動にリーダー役として積極的に参加して、地域での普及活動や意識の高揚に努めてもらうことを期待したものです。
 受講者は応急手当の重要性を自覚し、積極的に講師に質問をして練習を重ねながら最後まで真剣に取り組み、全員が普通救命講習修了証を受け取りました。

座学講習
  講習終了後には、「年に1回は講習を受けたい」、「講習を受けてよかった」という多くの声が聞かれ、今回の講習会の目的が達成できたと実感しています。




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(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

群馬県 桐生広域幼年少年婦人防火委員会


予防課長開催挨拶
   桐生地区は群馬県の東端、赤城山南麓に位置し、桐生市とみどり市の婦人防火クラブ員の救急講習を毎年実施しております。今回、(財)日本防火協会の助成事業を受け、桐生市およびみどり市において救急講習を実施し、83名が受講しました。
 少子高齢化が進む中で当地区も高齢化が進み、救急車の出動回数も毎年増加の一途をたどっています。救急講習の実施回数も各種団体の要請により毎年増加しており、特にAEDの使用が一般市民にもできるようになり、公共施設をはじめ、事業所等においてAEDの設置が増えております。
 受講者は、応急手当の重要性、特に「救急車到着までの救命処置の必要性」を認識し、他人を救おうとする社会が自分を救うという講義を受け、真剣に取り組んでいるのが印象的でした。実技では時間が経過するごとに動作も機敏になり、「あなたは、119番通報して下さい。あなたは、AEDを持って来て下さい」の声が、会場のあちらこちらから聞こえるようになり、熱気が高まっていました。これからは救急講習で覚えた知識、技術を「知っている」から、必要な場面に居合わせたら「実施する」という積極性を高めて、再講習により継続していきたいと考えております。


心肺蘇生法の訓練

AEDの使用方法の指導を受けるクラブ員

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(財)日本防火協会 片山会長新春ご挨拶

愛知県 豊橋市女性防火クラブ連絡協議会


AEDの取扱い訓練
  豊橋市女性防火クラブ連絡協議会では、財団法人日本防火協会の共催事業として、9月28日、11月30日、12月7日の3日間にわたり普通救命講習会を開催し、女性防火クラブ員及び女性防火クラブの呼びかけにより計100名の女性が受講しました。
 指導には、消防職員と女性防火クラブ員(応急手当普及員)があたり、受講者に分かりやすく、親しみやすい講習を実施しました。
 講習会には、過去に受講経験のある方が半数以上参加していましたが、受講後に実施したアンケートでは、「何回も参加したい」と87名が回答した中、さらに66名は「上級講習会へ参加したい」と意欲的な回答をいただきました。
 財団法人救急振興財団からの心肺蘇生人形を使った実技では、測定機能があることから、心肺蘇生法を実施していると、周りの受講者から「もっと深く!」、「うまく人工呼吸ができているよ」などのアドバイスが活発に行われ、正確な手技を意識して学ぶことができました。また、AEDの取り扱いについては、誰でも簡単に取り扱えることを学び、もしもの時に役立てる知識と技能を身に付けることができました。
 3時間の講習の中で受講者は、応急手当と救命処置の重要性を学び、もし自分がそばに居合わせた時の「一歩を踏み出す勇気」について、意識するようになり、応急手当を実践することに自信を持てたことは、今後の女性防火クラブの活動において、大変重要な成果となりました。
 これからも、女性防火クラブ員の活動の輪を広げ、救急資器材を活用し、より多くのクラブ員に救急講習を実施していくことで、応急手当の普及に努めます。


心肺蘇生人形を使い実技訓練

受講者からアドバイスを受けての訓練

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