愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会
愛媛県婦人防火クラブ連絡協議会住宅用火災警報器関係研修会が、去る10月13日(火)に愛媛県松山市において開催され、愛媛県内各地区の婦人防火クラブ員や消防職員ら約70名が参加しました。
梅次事務局長による講演 この研修会は、住宅用火災警報器の設置義務化を受け、婦人防火クラブ幹部の知識の向上を図ることを目的に平成18年から開催しているもので、今回は特に共同購入に重点を置いた研修を行ったものです。
主催者等のあいさつに続き、(財)日本防火協会の梅次事務局長から「住宅用火災警報器共同購入について」と題して御講演いただき、その後、各地区代表者による住宅用火災警報器普及啓発状況の発表や意見交換を行いました。
梅次事務局長の御講演では、改めて火災の恐ろしさや、住宅用火災警報器の必要性などを説明していただくとともに、他県での共同購入における取り組みや工夫についても、わかりやすく講演していただきました。
各クラブの代表者による普及状況の発表 また、普及啓発状況の発表や意見交換では、各クラブの積極的な活動状況の報告を受け、既に共同購入を実施しているクラブへの活発な質疑応答や、情報交換が行われました。住宅用火災警報器を普及させるうえでの心構えの伝授や、励ましなども行われ、他のクラブの取り組みを互いに参考にすることができた大変有意義な研修会となりました。
香川県婦人防火クラブ連絡協議会
遠山会長による挨拶 香川県婦人防火クラブ連絡協議会では、住宅用火災警報器のより一層の普及を目的に、10月10日(土)に高松市のマリンパレスさぬきで住宅用火災警報器共同購入等研修会を開催しました。
県内の婦人(女性)防火クラブ員約200名が集まり、当連絡協議会長 遠山氏による挨拶後、(財)日本防火協会の児山振興部長に「災害に強いまちづくり」という演題で講演していただきました。
講演は、1分間のテストにより住警器に関する知識の腕試しをすることから始まりました。参加者は、笑いを交えた問題に楽しく真剣にテストに取り組みました。そして、住宅用火災警報器の共同購入についてだけでなく、災害に強いまちづくりについて、香川県の事例を含めながら楽しく、分かりやすく説明していただき、大変有意義な研修会となりました。
香川県内の市町では、平成23年6月1日から既存住宅にも住宅用火災警報器の設置が義務付けられますが、平成21年3月時点での県内の推定普及率は、29.1%であり、普及は十分には進んでいません。住宅用火災警報器の普及は簡単なものではありませんが、この研修会の成果を生かし、一人ひとりに住宅防火の大切さを理解してもらいながら、共同購入等を通して今後も普及に取り組みます。
約200名のクラブ員が参加
児山振興部長による「災害に強いまちづくり」講演
沖縄県 国頭(くにがみ)地区女性防火クラブ
マングローブとツツジを背景に東村支部クラブ員 国頭地区女性防火クラブでは、住宅用火災警報器の普及啓発を図るために、地域の自然を背景にクラブ員の写真をメーンにポスターを作成し、3村内の事業所及び家庭に配布、3村の区長会に出向き共同購入を呼びかけています。
また、作成した横断幕は、地域の老人婦人合同スポーツ大会や健康と福祉まつり会場及び点在する43の集落に輪番で消防団が協力して設置して啓発を促します。
平成21年7月1日からこの活動を始め、10月26日現在170世帯に設置されました。
「住まいに安心・安全」を確保するために、早期に全世帯に普及することを目指して根気よく活動を続けていきたいと思います。
区長会にて住警器の重要性と共同購入をPR
集落入り口に設置された横断幕
国頭村で開催された「老人・婦人スポーツ大会」で住警器をPR