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2009年8月

2.平成21年(1月~3月)における火災の概要(概数)

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総務省消防庁

 前年同期と比較すると、建物火災、車両火災、林野火災、その他火災において出火件数は減少しており、火災による死者数も減少しています。


① 総出火件数は14,127件、前年同期比1,857件の減少

 総出火件数は14,127件で、前年同期より1,857件減少(-11.6%)しています。火災種別ごとにみると、建物火災が877件減少、車両火災が14件減少、林野火災が292件減少、その他火災が675件減少しています。

② 総死者数は699人、前年同期比101人の減少

 火災による総死者数は699人で、前年同期より101人減少(-12.6%)しています。負傷者は2,323人で前年同期より326人減少(-12.3%)しています。

③ 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く)数は433人

 住宅火災による死者(放火自殺者等を除く)数は433人で、前年同期より60人減少(-12.2%)しています。このうち65歳以上の高齢者は273人で、前年同期より48人減少(-15.0%)していますが、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く)数の63.0%を占めています。

④ 出火原因の第1は「放火」、第2は「たばこ」

 総出火件数14,127件を出火原因別にみると、「放火」が1,820件(12.9%)、「たばこ」が1,481件(10.5%)、「こんろ」が1,304件(9.2%)、「放火の疑い」が1,283件(9.1%)、「ストーブ」が808件(5.7%)となっています。
 また「放火」及び「放火の疑い」の合わせると3,103件(22.0%)となっています。

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