「避難生活施設運営(体験)訓練」を実施
令和6年10月5日(土)から翌日の2日間にかけて「避難生活施設運営(体験)訓練」を大和市立大和小学校にて実施しました。
この訓練は、(一財)日本防火・防災協会と共催で実施したもので、大規模災害時に実際に避難所として使用される市内小学校の体育館を利用して、大和市少年消防団員が、避難所を開設・運営し、宿泊を含む避難生活を体験する実践型の訓練です。
中学生団員は避難所運営側として避難所を開設し、会長、副会長、総務・名簿班、食料・物資班、救護・衛生班、情報・広報班に役割を分け、避難者の受け入れや支援物資の搬入などに携わることで運営に関わる知識を身に着けました。
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令和6年度の訓練に参加した団員
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非常食を調理する団員
小学生団員は避難者として避難所に集合し、不自由さやルールを守ることなど、避難者側の目線や立場から自ら何ができるかを学びました。
訓練内では、昨今の課題として挙げられる「T・K・B(トイレ、キッチン、ベッド)」に焦点を当て、携帯トイレの疑似体験、非常食の調理、紙管製パーテーションの設置など、災害関連死を防ぐ避難環境を学習しながら将来の大規模震災への備えについて習得しました。
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避難所の使い方やルールなどを共有するための
情報を掲示する団員
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パーテーションの物資を搬入する団員
「第40回幼年消防白河地方大会」を開催
白河地方広域防火委員会
今年も幼年消防クラブ育成事業の一環として、白河地方広域防火委員会(会長 廣澤貴夫 白河地方広域市町村圏消防本部消防長)と(一財)日本防火・防災協会の共催により「第40回幼年消防白河地方大会」が、管内の21の幼年消防クラブのクラブ員約500名を一堂に会し、令和6年10月10日(木)白河市表郷総合運動公園にて開催されました。
この大会は、幼年期において正しい火の取扱いについて学び、消防の仕事をよく理解させることにより、火遊び等による火災の減少を図ることを目的に実施しております。
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第1部「クラブ員の集い」では、クラブ員代表がくす玉を割り開催を祝い、全員で元気よく「防火のちかい」を述べ、消防職員による「演技」、NPO法人サーチドッグふくしまの協力を得て、災害救助犬による捜索訓練を披露していただきました。
第2部は「防火フェスティバル」と称し、消防体験(放水体験や水消火器体験、地震体験、煙体験)、ミニ消防車・ミニ救急車に乗車や災害救助犬とのふれあいをとおし、火遊びによる火災の防止と消防とのふれあいにより防火防災について学びました。
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「第36回幼年消防防火のつどい」を開催
幼年消防クラブの園児たちが、劇や音楽などを通じて火災予防を楽しく学ぶ「第36回 幼年消防防火のつどい」が、令和6年10月16日(水)宇都宮市文化会館大ホールにて(一財)日本防火・防災協会との共催により開催し、園児や保育士など約1,400名が参加しました。
「音楽隊とともに」では、宇都宮市消防音楽隊の演奏に合わせて園児たちが大合唱を行い、元気あふれる歌声が響き渡りました。
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火の用心をテーマとした劇鑑賞は、地元の短大生による防火安全に関する劇と宇都宮市西消防署の職員による「消防戦隊ヒケシレンジャー」の二本立てで行いました。いずれの劇も園児たちを夢中にさせ、消防に親しみを持つとともに、火遊びの怖さを学んでくれたようでした。
最後に、園児全員が「ぼくたち,わたしたちは絶対に火遊びはしません」と誓い、消防車両と写真撮影を行うなど、園児たちにとって思い出深い日になったことと思います。
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「令和6年度 幼年消防フェスタ」を開催
指宿南九州幼少年女性防火委員会は、(一財)日本防火・防災協会との共催により、幼年消防クラブ員を対象とした「令和6年度 幼年消防フェスタ」を令和6年10月8日(火)から10月28日(月)までの間、幼年消防クラブを置く6つの事業所を訪問して開催しました。
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フェスタでは、3日分のお菓子で作成した防災リュックを背負っての避難訓練、消防車両からの放水体験、消防車両との綱引き、煙体験、防火衣着装体験等を行いました。
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その他にも、女性防火クラブ員が火遊びに関する寸劇や○×クイズを披露して、火の恐ろしさや火の正しい使い方を呼びかけました。
幼年消防クラブ員は、様々な体験を通じて防火・防災意識の高揚が図られたものと思われます。
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「みんなでかこう しょうぼうしゃ」を実施
西尾市では、秋季火災予防運動に係る啓発活動の一環で市内11園、812名の幼年消防クラブ員を対象に「みんなでかこう しょうぼうしゃ」と題したぬり絵会を(一財)日本防火・防災協会との共催で、令和6年10月4日(金)から令和6年11月6日(水)にかけて実施しました。
当日は各園に消防自動車で直接出向き、消防訓練、防火講話及び消防車の見学を通じて、火に対する正しい認識を持っていただきました。
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普段、見る機会が少ない消防自動車を直に見たり触ったりしたクラブ員たちから「消防車はどうして赤いの」、「大きくてかっこいい」など沢山の質問や感想を聞くことができました。
また、ぬり絵会では「住宅用火災警報器を点検しよう」と印刷した画用紙にクレヨンや色鉛筆等で色彩豊かに描いて楽しんでもらい、防火の芽が大きく育ったと実感することができました。
クラブ員の作品から家庭にも防火の輪を広げていく今回の企画は、子ども自身だけでなく周囲の大人にも影響を与えるとともに、我々消防職員もやりがいを感じているため、来年度以降も継続して取り組んでいきたいと考えております。
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「幼年消防クラブのつどい」を開催
登米市幼少年婦人防火委員会
登米市幼少年婦人防火委員会は、(一財)日本防火・防災協会と共催し、「幼年消防クラブのつどい」を22の団体を対象に開催しました。
この幼年消防クラブのつどいは、登米市内で幼年消防クラブを結成している各園(所)の子どもたちが、「火」に対する正しい知識と、「火の用心」を身に付けさせるとともに、災害のない明るい町づくりを目指す目的で、令和6年9月2日(月)から10月30日(水)までの期間に実施しています。
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防火の誓いでは、子どもたちが拍子木を叩きながら、「マッチやライターで火遊びしません みんなで火の用心につとめます」などと大きな声で行いました。また、放水体験や煙体験などを通して、放水の勢いや煙の怖さなどを感じてもらうとともに火災予防の大切さを学んでもらいました。参加した幼年消防クラブの子どもたちの真剣に学ぶ表情やたくさんの笑顔を見ることができ、より多くの子どもたちに防火・防災に関心を持ってもらうことができました。
今年も我々消防士と触れ合うことで、火災予防を身近なものと感じ、防火防災の思想の普及啓発につながり有意義な時間になったと感じております。
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