一般財団法人日本防火・防災協会

全国６０クラブが参加　今回で７回目となる「令和６年度全国少年消防クラブ交流大会」を、総務省消防庁主催のもと、令和６年９月１４日（土）～１５日（日）の２日間、兵庫県神戸市において、（一財）日本防火・防災協会、（公財）日本消防協会の他、兵庫県、神戸市、兵庫県消防協会共催で開催されました。
　当日は北海道から大分県までの少年消防クラブ、総勢６０クラブが参加して行われました。
　この交流会は、将来の地域防災の担い手（消防団員等）の育成を図るため、消防の実践的な活動を取り入れた訓練等を通じて地域の少年消防クラブと交流を深める目的で開催されました。

＜１日目＞
『交流会』
　神戸市「神戸ポートピアホテル」に集合し、消防庁国民保護・防災部防災課地域防災室　福西室長から開会の挨拶後、来賓の挨拶では兵庫県　齊藤知事、神戸市　久元市長から少年消防クラブに対する期待等について挨拶をいただきました。
　その後、各参加クラブから趣向を凝らしたクラブ活動紹介を行い、クラブ員の交流を行いました。

齊藤　兵庫県知事

久元　神戸市長

クラブ員自己紹介の様子(1)

クラブ員自己紹介の様子(2)

＜２日目＞
　会場となった「グリーンアリーナ神戸」で、クラブ対抗競技を取り入れた合同訓練が行われました。
『開会式』
　開会式では、消防庁地域防災室　福西室長、少年消防クラブ活性化推進会議　秋本委員長から開会の挨拶を述べた後、クラブ員を代表して埼玉県三郷市少年消防クラブの代表者が「一人ひとりが日頃の訓練を十分に発揮し、正々堂々競技に挑戦することを誓います」と元気に選手宣誓を行いました。

開会式の様子

福西　地域防災室長

秋本　委員長

埼玉県三郷市少年消防クラブによる
選手宣誓

『合同訓練（クラブ対抗障害物競争）』
　クラブ対抗リレーでは、４０ｍのトラックを使い、消防用ホースの筒先をバトン代わりに障害壁、ホースボウリング、トンネル、 水消火器、ホース延長の障害物をクリアしながらリレーを行い、アンカーがゴールラインを通過するまでのタイムを競いました。
　クラブ対抗障害物競走では、直線６０ｍコースの障害やロープ結索の完成度を加算して競いました。

障害壁

二重巻きホースでボウリング

クラブ対抗障害物競争

ロープ結索

表彰式【結果】
１位　埼玉県　三郷市少年消防クラブ
２位　宮城県　志津川中学校少年防災クラブ
３位　埼玉県　吉川松伏少年消防クラブ
４位　広島県　府中町少年少女消防クラブ
５位　兵庫県　鷹匠中学校防災ジュニア



神戸市内少年消防クラブ４団体による
決意表明 【閉会式】
　閉会式では、クラブ員を代表して神戸市内　４クラブ（ひよどり台防災ジュニアチーム、魚崎ジュニア防災チーム、東川崎防災ジュニアチーム、たつの・太子少年消防クラブ）の代表者が「ここで学んだことを活かして少年消防クラブを続けていきます」と決意表明をしました。
　最後に兵庫県消防協会　安満会長より閉会の挨拶があり２日間の交流会を終了しました。


【参加少年消防クラブ】

　今回参加いただいた６０クラブの皆様、指導者の皆様、さらには、ご協力をいただいた各関係機関、地元消防団、少年消防クラブの皆様、ありがとうございました。