2月21日(火)13時30分より日本消防会館5階大会議室において、第6回応急手当普及啓発推進会議
が行われました。
応急手当普及啓発推進会議は今年で6回目を数え、これまでに全国で110地域が実施市町村の選定
を受け、講習会が行われました。本年も20地域で講習が行われ、今後も継続していく予定となって
います。
秋本敏文日本防火協会理事長あいさつの後、救急振興財団副理事長 朝日信夫氏による講演「応急
手当と救急業務」が行われました。救急手当の重要性、AED(自動対外式除細動器)の役割や最近
の救急業務について、そして、お店で倒れたお客さんに店長が心肺蘇生を行い、通報を受けた救急隊
員が引き継ぎ、救急救命センターへ繋げるという救命連鎖の実例などを交えて話されました。(講演
次第は掲載予定です)
また、平成17年度事業の実施状況について、今後における応急手当普及啓発の推進方策等につい
て、議題として取り上げられました。
最後に、富士常葉大学環境防災学部教授 重川希志依氏より「住民が主役の防災まちづくり」と題
し、阪神淡路大震災における地域での消防活動、防災活動に携わってこられた方々の話を元に、私達
が今何を備えるべきかについて講演が行われ、参加の皆様に大変好評をいただき閉会となりました。
夜は参加者による懇談会が行われました。総務省消防庁 板倉長官もかけつけ、ご挨拶を頂戴し、
重川希志依先生も同席され、各都道府県間での交流が盛大に行われました。
(財)日本防火協会 秋本敏文理事長
(財)救急振興財団 朝日信夫副理事
富士常葉大学環境防災学部 重川希志依教 授